トランプ大統領の言葉選びのセンスの良さ
Make America Great Again
メイクとグレイト、アメリカとアゲインで、頭韻を踏む気持ちよさ。ついつい口にしたくなるし、使ってみたくなる。一度聴けば耳に残る語感の良さだ。
それに対して、新しいキャッチフレーズの
Keep America Great
は踏んでないし、語尾のキレが悪い。次にまだ何か言いたくなるようなスペースが生まれる。この締りの無さはこのままどこまでも続く終わりの無さを想起させる。つまり、これがトランプ政権が長く続くことへのイメージ戦略だとしたら、プレジデント・トランプは相当に高度な言葉選びのセンスを持った人間だと思う。