switch9’s blog

地球のみなさん、こんにちは

『テトリス・エフェクト―世界を惑わせたゲーム』を読んだ

 ソ連、東欧、イギリス、アメリカ、日本。それぞれの国のそれぞれにアクの強い登場人物が登場し、みな我が道を邁進する。最初はときに読者の嫌悪感をも誘う。しかし、それが終盤へと進むにつれ感情移入せずにはいられないようになり、いつしか、疾走感とカタルシスを伴いながら物語は一気に加速していく。映画化されたら絶対おもろいやつや。

(カバーの装丁は原著のほうが10倍いいと思う。なんで変えたんや。)

 

テトリス・エフェクト―世界を惑わせたゲーム

テトリス・エフェクト―世界を惑わせたゲーム